同じ地域課題に対して、市民、大学、企業、専門職が違う視点で意見を持ち寄り、多面的な理解を深め、対話や試行を共に行うことで、お互いから学び合い、生活に根づいた地域課題の解決策を共創する。
YATAGOUリビングラボでの対話を通して、見えなかったニーズが見える!
産学官民連携で新しいサービスやそれを広げるヒントが見える!
これまでの企業や専門機関は、顧客の求めに応じて商品やサービスを提供してきました。これからは、日々の変化や人々の価値観によってモノもサービスも多様化する中、複雑化する生活や地域の課題に対応する新商品・サービスを創り出すには、視野を広げ、多様な人々との連携の機会が重要です。
挑戦フィールドとして位置付ける!現場でのコミュニケーションから創造する!
社会課題の解決に役立つ新たなコンセプトの商品・サービスを考え、現場で使えるように開発していくための挑戦フィールドの役割を担います。
- 地域・暮らしの現場の声を聞き、専門的知見や技術を知る方々の観察や対話を重ねることで、新たなアイデアが生まれてきます。
- アイデアや試作品を現場の中で、市民と共に検証し、ブラッシュアップすることで、ニーズ理解が深まり、真に必要なことを見出していくことができます。
企業の方の参画にあたってのお願い
YATAGOUビレッジセカンド大学は、新しいビジネスの芽を探り、生みだしていく機会をつくります。
ただし、「ビジネスのためだけの場」ではなく、産学官民が連携して「地域課題の解決策を探る場」です。
そのため、下記をご理解、ご協力いただき、ご参画ください。
- 参加することで行政や地域関係者の購入の確度が上がるなど、営業に直結する場ではありません。
- 「企業の知りたいことを知る」だけではなく、住民の多様な声を聴き、共に考えるプロセスにご参加ください。
- リビングラボには、個人としてご参加ください。オブザーブのみの参加はしないでください。
- 対話の場で出された意見やアイデアは実現に向けてご協力をお願いします。
企業の方の参画プロセス
あなたの本音から新しいことが地域で始まるかも・・・
気軽な感じで、いろんなことを仲間と学ぶことの楽しさを感じてみませんか?
- 日頃の生活の「こうならないかな」「こんなのあればいいのに」と、漠然と感じていることがある方
- 地域で活動していて、「こんな困り事がある」「地域で何とかできないかな」と感じたことがある方
- 設定テーマである「観光」・「まちづくり」・「健康スポーツ」に関心のある方や他の人の意見も聞いてみたいと思っている方
「意見を求められても難しい。うまく言えないし…」そんな風に思っている方でも大丈夫!
ゼロから考えて発言するのは難しいことですが、説明や他の人の意見を聞いて感じたことや試してみたこと感想など、進行役(ファシリテーター)の問いかけに答えていくと、自然に対話に入れるように…
- YATAGOUビレッジセカンド大学の趣旨、企画やテーマの意図、ゲストの講演や企業の説明などを聞き、考えるための基礎知識や新しい視点などを知ろう。
- 話を聞きながら、自分の生活や経験・仕事に照らし合わせて自分の考えもまとめよう。
- テーマについて、私がほしいこと、私がしたいこと、私が困っていることなど、自分のことを話してみよう!
- それぞれの考え方を聞き合い「こんな小さなこと」「私の意見なんて」「実現可能性」は気にせず、普段だと「わがまま?」と思うような意見も大歓迎!
- それぞれの人のほしいことの共通項や違いを考え、地域で必要とされていることは何かを一緒に考えよう。
- 地域で必要なことを実現するために、どのようなリソース(地域でできること、企業の資源、行政の施策や施設など)を活かせるか考えてみよう。
- そこから、地域課題の解決策や、今の企画・活動をより良くする改善策を一緒に創り出そう。
- YATAGOUビレッジセカンド大学での対話をふりかえり、自分の気付いたこと、 感じた可能性などを話してみよう。
- 今日の話し合いをふまえて、次にできるアクションは何かを話し合おう。
参加にあたって
- 私がほしいこと、私がしたいこと・・・主語は「私」で話しましょう
- 私は好き・嫌い・使いたい・使えないなど本音を歓迎!
- 思いや視点は人それぞれ。自分と違う考えの意見も「なるほど、そういう考えもあるのかと 聞き合いましょう。
- 不安なこと、わからないことは遠慮せずに聞きましょう。
- 一緒に参加したい人がいたら誘ってください。みんなで交流の輪を広げましょう!